弱くて当たり前という考えでメンタルが強くなる方法

本の紹介

メンタルを強くしたい!

よく聞く話だと思います。

僕は「メンタルが弱い人」などいないと考えています。

でも「メンタルが弱っている人」ならたくさんいると思うのです。

例えばあなたが財布を落としたとしましょう。

どんな気分になるでしょうか、どんなに心の強い人間でも必ず落ち込むと思います。

その状態を

「メンタルが弱い人」

というのではなくて、

「今メンタルが弱っている人」

というのです。

「自分はメンタルが弱い」

「これじゃダメだ」

「情けない」

などと自己否定をせずに、人間生きてれば落ち込むこともあるし、失敗することもあると受け止めてみてはどうでしょうか。

落ち込みや不安、憂鬱、クヨクヨなどには全て理由があって、あなたの身体や脳が自然に反応しているだけなのです。

そもそもメンタルが「強い」とか「弱い」とかそういう考え方が間違っていると僕は思っていて、無理やりメンタルを強く保たなきゃいけないと思うから逆に苦しくなったり辛くなったりしてしまうのです。

その考えでは、明らかに心に無理をさせてしまう状態です。

人間とは、集団でないと生活ができない種族です。

太古の昔から集団に所属し、仲間と協力して生きのびてきました。

助けあわないと生きていけない弱い動物なのです。

今ある心の反応に耳を傾けてみて、自分の弱さを自分が理解してあげるっていうことが僕は重要だと考えています。

自分自身の弱さは社会で生きていく上での防御反応なので、自然なことなのです。

こんなギクシャクした現代社会でお客さんが理不尽だったり、上司が理不尽だったり、気持ちが弱ることがあるのも当たり前のことです。

嫌なことがあって弱っている状態は、また同じ目にあわないようにしようという人間本来の防御反応なのです。

その弱さに対して「2度と同じ目にあわないように力を授けてくれるもの」と思えれば、自然とメンタルは強くなります。

弱い自分でいいんだよ、強がらなくてもいいよ、そんなの誰だって辛いよ、しんどいよ、とことん落ち込んだっていい、って自分で自分の心に言ってみてあげてください。

心も体もなるべく無理させないってことが大事です。

そうすると本当に楽になります!

今回はこの本を読んで記事を書かせていただきました。

Amazon.co.jp

著者の方の優しさが文章から伝わってくる暖かい本です。

この本をきっかけに私は自分に優しくなれたように感じています。

少しでも参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました